グライシンガー完調宣言!阪神戦は中継ぎ待機も

[ 2010年10月13日 06:00 ]

シート打撃に登板し、好投したグライシンガー

 3位からの日本一連覇を目指す巨人は12日、川崎市のジャイアンツ球場でシート打撃を実施。今季は右ひじ痛で未勝利だったセス・グライシンガー投手(35)が延べ15人と対戦して主力打者から三振も奪った。16日に始まるCSファーストS(甲子園)では過去3年の阪神戦で11勝の相性を買われ、中継ぎ待機する可能性もある。

 昨年まで3年連続2ケタ勝利の右腕が必死のアピールだ。ラミレスから外角スライダー、小笠原から内角直球で空振り三振を奪取。最大3試合のCSファーストS(甲子園)の先発順は東野、内海、3戦目は朝井を筆頭に藤井、ゴンザレスも候補であり、現時点では07年の来日から未経験の中継ぎ要員となる可能性が高いが「先発、中継ぎでも必要とされたところで貢献したい」と語った。
 今季は3月に右ひじを手術。登板は8月以降の6試合で0勝2敗、防御率5・48も「もう(右ひじに)張りもない。今年1番いい」と完調宣言。原監督も「いい状態」と目を細めた。ロングリリーフも可能で制球力ある右腕が加入すれば、原巨人のオプションは増す。

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2010年10月13日のニュース