レンジャーズ　初のリーグ優勝決定Ｓ進出

レイズに勝利しリーグ優勝決定シリーズ進出を決め喜ぶレンジャーズの選手たち

　米大リーグのプレーオフ地区シリーズ（５回戦制）は１２日、セントピーターズバーグでア・リーグの１試合を行い、レンジャーズ（西地区）がレイズ（東地区）に５―１で勝ち、３勝２敗で初のリーグ優勝決定シリーズ進出を果たした。

　レンジャーズは１―１で迎えた４回、相手の守備の乱れをついて勝ち越し。６回にも好走塁で１点を加え、９回には２点本塁打で突き放した。

　７回戦制で行われるリーグ優勝決定シリーズは、ア・リーグのレンジャーズ―ヤンキース（ワイルドカード＝最高勝率２位球団）が１５日（日本時間１６日）から始まり、ナ・リーグのフィリーズ（東地区）―ジャイアンツ（西地区）は１６日（同１７日）に開幕する。

　▼レンジャーズ・ワシントン監督の話　言葉に詰まる。リーは本当によく投げてくれた。走塁が良く、投手が良く、守備も良かった。最後には（本塁打で）パワーも見せた。自分たちの力を十分発揮してくれた。選手を誇りに思う。

　▼レイズ・マドン監督の話　（内野ゴロで二塁から２度生還を許し）春季キャンプでやるようなミスをしてしまった。レンジャーズは守備や走塁が良く、自分たちのチームと似ているところがある。ヤンキースとの（リーグ優勝決定）シリーズはすごい戦いになるだろう。（共同）