パ天王山　ソフトバンクが西武に連勝

＜ソ・西＞５回、勝ち越しソロを放ち、ナインに迎えられるソフトバンク・松中

　【ソフトバンク１１―４西武】ソフトバンクは先発全員の１６安打で１１点と打線が爆発。首位・西武に連勝し、１・５ゲーム差に迫った。

　ソフトバンクは２本のアーチで０―２とリードを許した１回裏、すかさず反撃。２死一、三塁のチャンスに、多村が帆足の高めのストレートを強振。左翼席に飛び込む２７号３ランであっさり逆転した。

　西武は３回１死、栗山が内野安打で出塁すると、続く中島が初球を振り抜き、左翼席へ１８号逆転２ラン。ソフトバンク先発の大隣をＫＯした。しかし、ソフトバンクはその裏、小久保の左前適時打で追いつくと、５回にはこの日１軍に復帰した２番手・岸の立ち上がりを攻める。松中がカウント０―２から１４４キロのストレートをジャストミート。右中間スタンドに１１号ソロを運ぶと、ペタジーニが左前打で続き、この回２点を勝ち越した。ソフトバンクは７回にも６長短打で５点を追加しダメを押した。