完全復活!能見7回零封で147日ぶり白星

[ 2010年9月19日 06:00 ]

<神・巨>藤川(右)からのウイニングボールを笑顔で受け取る能見

 【阪神1―0巨人】右足甲の骨折で前半戦を棒に振った阪神・能見が、4月24日の中日戦(甲子園)以来、147日ぶりの白星となる4勝目を挙げた。「まだまだ恩返しはこれからと思います」と話す表情にも充実感が漂った。序盤は制球に苦しむ場面もあったが、そこは巨人キラー。「とにかく腕を振っていこうと。5回ぐらいからしっかり投げられた」と徐々にギアを上げた。

 伸びのある直球と切れのある変化球で7回を無失点で後に託した。「1点差の場面でいってるので本当に頼りになる」と久保田、藤川の救援陣を称えた。次戦は中4日で23日の中日戦(ナゴヤドーム)が濃厚。V争いの佳境で頼もしい左腕が帰ってきた。
 ▼阪神・藤川(9回のピンチをしのぎ26セーブ目)またあした、あした。何も言うことはないよ。

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2010年9月19日のニュース