ピネラ監督苦渋の辞任に涙…福留「寂しい」

[ 2010年8月24日 06:00 ]

<カブス・ブレーブス>涙をこらえながらファンに帽子を振ってあいさつするカブス・ピネラ監督

 カブスのルー・ピネラ監督(66)が、22日のブレーブス戦を最後にユニホームを脱いだ。今季限りでの退任が決まっていたが、90歳の母親の状態が思わしくないため看病専念を理由に決断。退任が早まり「こんな終わり方をするとは思っていなかったが、母が私を必要としている」と大粒の涙を流した。

 同監督は23年間で4球団の指揮を執り通算1835勝1713敗、3度の世界一を経験。福留は「僕にとってはメジャーで唯一の監督。寂しいものはある」と神妙な顔つきで話した。カ軍はクォーデ三塁ベースコーチが監督代行として今季終了まで指揮を執る。

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2010年8月24日のニュース