日本女子W杯連覇!銃撃事件には本音もポロリ

[ 2010年8月24日 06:00 ]

<日本・オーストラリア>決勝で5回コールド勝ちし連覇を果たした日本チームは笑顔

 野球の第4回女子ワールドカップ(W杯)最終日が22日(日本時間23日)、ベネズエラのマラカイで行われ、日本は決勝でオーストラリアを13―3の5回コールドで撃破。08年8月に愛媛県松山市で開催された第3回大会からの連覇を達成した。大会MVPには打率・643で首位打者になった六角彩子内野手(18=サムライ)が選ばれた。

 日本は初回、相手守備の乱れなどに乗じて9点を奪取。投げては磯崎由加里投手(19=尚美学園大)、里綾実投手(20=同)のリレーで反撃を断った。2次リーグではこの日と同じ相手のオーストラリアに、打撃戦の末に9―10で敗戦。リベンジを果たし、金由紀子主将(32=ホーネッツレディース)は「あそこで1つ負けて、気を引き締められた」と振り返った。
 13日には首都カラカスでの試合中に、香港選手の足に銃の流れ弾が当たる銃撃事件が発生。「かなり不安だった」という金主将だが、この日の試合前には「特に変わったことをせずにいつも通り、楽しくやろう」と選手に声を掛けた。在留邦人からも差し入れなどで勇気づけられ「感謝しています」と話した。

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2010年8月24日のニュース