荻野貴 復帰の見通し立たず…今季絶望も

[ 2010年8月24日 06:00 ]

 ロッテのドラフト1位・荻野貴司外野手(24)が最悪の場合、今季絶望であることが23日、分かった。開幕ダッシュの立役者だったルーキーは右ひざ外側半月板損傷で5月26日に手術。7月23日にランニングを再開したが、いまだジョギング程度で全力疾走のメドが立っていない。今季中の復帰は極めて難しく、最有力と思われていた新人王も厳しい状況だ。

 西村監督は当初、球宴明けの復帰を示唆していたが「8月いっぱいは厳しい」と修正。その8月下旬になっても復帰の見通しが立たない。ロッテ浦和などでリハビリを続ける荻野貴は「徐々に良くなってきている。でも走るのもティー打撃も全力じゃない。(復帰時期は)分からない」。優勝争いの正念場も現有戦力で乗り切るしかない。今はポストシーズンでの切り札として戻って来られることを祈るばかりだ。

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2010年8月24日のニュース