斎藤3連続三振!世界大学野球代表選考合宿で貫禄投球

[ 2010年6月19日 18:08 ]

 第5回世界大学野球選手権(7月30日~8月7日、神宮など)の日本代表選手選考合宿が19日、神奈川県平塚市の平塚球場で始まり、早大の斎藤佑樹、全日本大学選手権を制した東洋大の乾真大両投手ら代表候補45人が、試合形式の練習をした。斎藤は1回を無安打無失点。振り逃げを含む3者連続三振を奪う好投を見せた。先発した乾も2回を無安打3奪三振と安定した投球だった。また、中根佑二投手(東北福祉大)が、けがのため合宿を辞退した。

 選考合宿は客席を開放して行われ、最終日の21日に代表メンバー22人が発表される。

 早大のエース斎藤が好投を見せた。「体重がしっかり乗っていた」と振り返った通り、切れのある変化球がさえ、振り逃げで出した走者も含め3三振を奪った。榎本監督は「昨年よりも良くなった。投げ方が戻ってきている」と代表の中心として期待を寄せた。
 2008年に出場した世界大学選手権では惜しくも準優勝。大学球界を代表する右腕は「今年は何としても金メダルを目指したい」と雪辱を誓った。

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2010年6月19日のニュース