「流出推し進める」…海外FA権短縮に難色

[ 2010年6月19日 06:00 ]

 日本プロ野球組織(NPB)は18日、都内に9球団の代表者が集まり選手会から提案されているフリーエージェント(FA)制度改革案について集中討議した。

 選手会の提案はFA権の資格取得年数を国内、海外とも一律在籍7年とするなどの改革案。各球団に実施したアンケートを基に具体策を検討したが、海外FA権短縮には各球団とも否定的で、選手関係委員会の清武委員長(巨人球団代表)は「改めるところは改めるが、海外流出を推し進める海外7年にはくみしない」と強調。選手会側が求める7月23日の選手会総会までの回答にも「時間がない。2回目の選手総会(12月)までが現実的」とし、最終的な回答は年内となる見通しを示した。

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2010年6月19日のニュース