日韓戦11月実施 韓国に申し入れ

[ 2010年4月6日 06:00 ]

 プロ野球の実行委員会が5日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で開かれ、日韓王者で争う日韓クラブチャンピオンシップを11月に日本で1試合を行う方向で韓国野球委員会(KBO)へ申し入れることを確認した。

 日本、韓国、台湾、中国によるアジアシリーズは日程上の問題で今秋の開催が見送られており、台湾・中華職棒大連盟(CPBL)はKBOに王者同士の対戦を要望。日本プロ野球組織(NPB)も日韓戦を代替大会としたい考えで、中日・西脇球団代表は「アジアシリーズの代わりに去年始めたもの。やらないわけにはいかない」と説明。
 また、2軍若手選手の派遣を決めているインターコンチネンタル杯(10月・台湾)は、選手選考について各球団5人ずつリストアップして人選する案などが検討された。

 ◆その他の審議・決議事項 (1)日本学生野球憲章改正に伴うプロ・アマ交流は、理念の覚書を交わした上で双方の代表者による小委員会で規約づくりを急ぐことを確認(2)MLB選抜と日本代表の強化試合は11月に実施可能かを国際委員会で検討する(3)公式試合球の統一は問題点を調整して5月の実行委に諮る(4)4日までの平均試合時間が3時間10分で今季目標を10分間オーバーしているとして現場へ試合時間短縮の徹底を求めた(5)セ・リーグ理事会で審判部がビデオ判定用の機材の機種統一を要望。阪神は甲子園のモニターを大型に改善したと報告。

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2010年4月6日のニュース