ファン熱狂!金本、節目の一発は貴重な2ラン

[ 2010年4月6日 21:29 ]

アニキ、長嶋さんに並ぶ444号!球児130セーブ!

 【阪神5―4巨人】甲子園での開幕戦に詰め掛けた約4万6千人のファンを熱狂させた。阪神の金本が今季2号の勝ち越し2ランで通算444本塁打とし、歴代13位で長嶋茂雄(巨人)に並んだ。42歳の主砲は貴重な一発でチームの連敗も3で止め「本当に恐縮。まさか長嶋さんと並んでいるなんて、ちょっと考えられない」と話した。
 最初の2打席はともに空振り三振。だが、同点に追い付かれた直後の六回の3打席目では、追い込まれてからの高めに入った球をとらえ、右中間スタンドに運んだ。阪神での通算200本目に試合後のお立ち台では「何とか甘い球来てくれと思っていてね。本塁打になって良かった」と笑みを浮かべた。
 思わず見せたガッツポーズにも「どうしても勝ちたいって気持ちがね。あまりしないけど、自然に出ちゃいました」とちゃめっ気たっぷりに話した。
 開幕前に右肩を痛め、決して本調子ではない。ここ3試合は11打数1安打。フリー打撃ではフルスイングを控え、試合中も下半身の回転に頼って打球を運ぶ打撃が多かった。
 連続フルイニング出場はこの日で1483試合。「445本目も巨人戦で打てればいいなと思う」。大きな責任を背負いながら、金本は4番に座り続ける。

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2010年4月6日のニュース