3連勝呼び込む先制2ラン…松中、失投逃さず

[ 2010年4月6日 22:46 ]

 【ソフトバンク4―2ロッテ】頼りになる主砲の姿が戻りつつある。ソフトバンクの松中が二回に先制の2号2ランを豪快に右翼席へ運んだ。「積極的に打っていった。完ぺきです」。3試合連続打点で試合の流れを呼び込み、チームに今季初の3連勝をもたらした。

 試合前まで防御率1・56と好調の唐川の高めに抜けたチェンジアップを逃さなかった。同じ熊本出身の秋山監督の48歳の誕生日を白星で飾る祝砲に「いいプレゼントができてうれしい」と素直に喜んだ。
 オフの右ひざ手術などの影響で開幕は2軍スタート。打ち込みをしながら状態を上げていくことに躍起だ。この日の打撃練習で王会長から「形にこだわりすぎているんじゃないか」と指摘され、「きょうはとにかく真っすぐをミスショットしないようにした」とテーマを明かした。出遅れを取り戻すべく、試合に出場しながらの調整が続く。
 やっと好結果が出始めたが、まだ本調子とはいえない。「得点圏に走者がいる時はしっかり返す。もっと練習してファンの人に喜んでもらえるように打っていきたい」と自らに言い聞かせた。

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2010年4月6日のニュース