開幕から全開!福留、マルチ安打もこれだけボロボロだと…

[ 2010年4月6日 08:44 ]

 カブスの福留孝介外野手は5日、アトランタでのブレーブスとの開幕戦に「2番・右翼」で出場、3打数2安打だった。内容は右前打、左越え二塁打、四球、左飛。試合はカブス投手陣が12安打9四死球と大乱調で5―16で大敗した。

 1回の第1打席。カブスの福留は今季初打席に「もっと熱くなるかな、と思ったけど、意外と冷静だった」と言う。じっくり球を見極めてフルカウントに持ち込み、2球目に空振りしたのと同じ変化球を右前に運んだ。
 タイミングを崩されながらも、低い重心の新打撃フォームでこらえた。「キャンプで取り組んできたことが、できている」。後続の3点本塁打で先制のホームを踏んだ。
 3回の第2打席では、初球の甘い速球を見逃さずに流し打った。「あの方向へ強い打球を打てたのはいい」と自画自賛する左越え二塁打。先発投手が8点を失い、一方的な展開になった試合の中で再び得点機を演出。チームに緊張感をもたらした。
 5―14の8回に斎藤と対戦。2008年以来の顔合わせだったが、速球をたたいて左飛に終わった。「できれば緊迫した場面でやりたかった」と緊迫した場面での再戦を望んだ。
 5―16と大敗を喫したが、開幕戦で3打数2安打と好スタートを切った。「何かプラスになるものを見つけられればいい」と前向きだった。

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2010年4月6日のニュース