松井「多少見切り発車的」も、いよいよ守備復帰

[ 2010年3月23日 06:00 ]

試合後、イチロー(右)と談笑する松井

 【エンゼルス6-12マリナーズ】エンゼルス・松井は4回1死一塁から実戦14打席ぶりとなる安打を中前へ運んだ。内角球に詰まった当たりだったが「ちゃんとしたスイングはしている」と手応えを口にした。左キラーらしく、実戦9試合目で初対戦となった左投手も「今まで通り」と全く苦にしなかった。

 DH制が採用されない敵地の22日(日本時間23日)ドジャース戦では、08年6月15日アストロズ戦以来、645日ぶりに外野守備に就く。左ひざの状態は良好だが「不安がないと言えばウソになる。多少見切り発車的かもしれないけど、どこかでやらなくちゃいけない」と正直な心境も吐露した。それでも、守備復帰は今季最大のテーマの1つ。痛みが再発する恐怖心は試合で振り払うしかない。

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2010年3月23日のニュース