高嶋監督「ゆっくりゆっくりやってきた結果」

[ 2010年3月23日 18:32 ]

高岡商に勝ち、単独トップに立つ甲子園通算59勝目を挙げた智弁和歌山・高嶋監督

 23日に行われた第82回選抜高校野球大会第3日の1回戦で智弁和歌山高(和歌山)が高岡商高(富山)に6―1で勝ち、高嶋仁監督(63)は春夏の甲子園大会で通算59勝となり、歴代単独1位に立った。昨夏の全国高校野球選手権大会で2勝を挙げ、PL学園高(大阪)の中村順司元監督(現名古屋商大監督)と58勝で並んでいた。

 高嶋監督は智弁学園高(奈良)時代を含め選抜大会でこの勝利を含めて24勝し、選手権大会では35勝した。「うさぎと亀じゃないが、ゆっくりゆっくりやってきた結果。甲子園で勝ってきた選手や先輩に感謝したい」と話した。

 3位は今大会に出場している帝京高(東京)の前田三夫監督の48勝。

 ▼PL学園の中村順司元監督の話 本当におめでとうございます。選手が頑張ってくれたから勝利の積み重ねがあるんじゃないでしょうか。若い監督の目標となるように、この先も勝ち星を積み重ねていってほしい。

 ▼中日・岡田俊哉投手(昨夏の甲子園で智弁和歌山の投手として活躍)の話 記録は超えると思っていた。高嶋先生は1勝超えたくらいでは何とも思っていないと思う。甲子園の戦いが合っている監督。まだまだ(上に)いける。

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2010年3月23日のニュース