プロ野球オーナー会議「日本代表の国際試合」提言

[ 2009年11月18日 19:35 ]

 プロ野球のオーナー会議は18日、東京都内で開かれ、約3億円の赤字が見込まれている日本野球機構(NPB)の増収策として日本代表による国際試合を行う案などが提言された。今後は実行委員会で議論していく。

 フル代表による国際試合や若手代表による試合などの案が示されたが、課題もある。中日の白井文吾オーナーは「選手会との調整やペナントレースとの兼ね合い、ケガの補償などいろんな問題がある」と説明した。
 12球団が拠出している会費の値上げについては巨人の滝鼻卓雄オーナーが「将来的には増額は避けて通れない」と話すように、理解を示す球団は多かったが、結論は出なかった。公益法人制度改革に伴い、NPBを一般社団法人に移行する方針は決まった。
 また、日本シリーズの収支が報告され、入場料と放送権料による収入から巨人と日本ハムに約4億1千万円ずつ、NPBには約7億9千万円が分配された。

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2009年11月18日のニュース