最後は夫人に背中押され…高橋尚、メジャー表明

[ 2009年11月18日 06:00 ]

メジャーリーグへの想いを語る高橋尚

 巨人の高橋尚成投手(34)が17日、フリーエージェント(FA)権を行使し、メジャー挑戦する意向を表明した。

 悩み抜いた末に夢への第一歩を踏み出した左腕は「10年間、お世話になったチームを去るのは残念だけど、1度しかない人生。もう1度、新人に帰ったつもりで挑戦したい」と話した。
 日本シリーズ終了後から、この日までに球団と行った交渉は電話を含め5度。周囲に相談した際は涙も流したが、最後は弥生夫人の「チャレンジしてみたら」という言葉に背中を押され、14日に最終決断した。翌15日に原監督に電話で報告した際は「ヒサが決断したことなら喜んで後押しする」と激励されたという。
 「他のユニホームで巨人と戦うのは考えられない。(米球団からオファーが来る)自信がなかったらこんな選択はしない」。02年オフに松井、昨オフに同じ1975年生まれの上原が巨人からFAでメジャー移籍したことであこがれが強まった。代理人はメッツのエース左腕・サンタナらと契約するピーター・グリーンバーグ氏が有力。対戦したい打者に「やっぱり松井さん」と語り、希望球団については「自分を必要としてくれるところ。先発で使ってもらえたら最高。自分が結果を出せるのは先発だと思う。そこにはこだわりたい」と自信をのぞかせた。

 <先発補強は消極的>巨人・清武球団代表は高橋尚について「残ってもらいたかったが、迷いに迷って決めたことを尊重したい」とコメント。通算79勝の左腕が抜けたことを受け、今後は先発投手の補強に動く可能性もあるが、東野、木村正ら若手も育っているだけに「若手にとってピンチはチャンス。補強については本当に巨人で野球がやりたい、という人を集めたい」と若手の“伸びしろ”を奪うような補強は行わない方針だ。

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