勝って笑顔…黒田、打たれても踏ん張る

[ 2009年8月5日 17:11 ]

ブルワーズ戦の1回、三者凡退に抑えベンチに戻るドジャース・黒田

 【ドジャース17―4ブルワーズ】チームは20連戦の真っただ中。この日は試合前の練習も休みになるなど、選手に疲れが見られた。そんな中、黒田は「どうしてもこっちに流れを持ってきたかった」と、序盤から緩急をつけ、フォークを武器に相手打者を翻弄した。

 4―0の5回には、5安打などで3失点。それでもそのうちの2本でバットが折れたことにも触れ「バットが折れるということは、それだけボールがしっかりと動いているというのもあるし、飛んだところが良かっただけ」と割り切って踏ん張り、リードを守った。
 6回に代打を送られ交代したが、チームはこの回に7点を奪って勝利を決定付けた。7月3日以来の白星で、今季ホーム初勝利を挙げた黒田は「いくらいいピッチングをしても勝てないと気分的にしんどい部分もある。そういう意味では勝ちがついたというのは大きい」と久々の笑顔だった。(共同)

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2009年8月5日のニュース