恐喝の関大野球部員…振り込め詐欺にも関与?

[ 2009年8月5日 18:35 ]

 関西大野球部員の恐喝未遂事件で、逮捕された4年生の栗岡裕幸容疑者(21)が「振り込め詐欺に使うため、何回か通帳を集めたことがある」と供述していることが5日、兵庫県警明石署への取材で分かった。

 明石署によると、栗岡容疑者らは被害者の学生に「銀行の通帳を作ってきたら5万円で買ってやる」と持ち掛け、断った学生から金を脅し取ろうとした。明石署は、栗岡容疑者の背後に振り込め詐欺グループがいるとみて調べている。
 この事件では、いずれも大阪商業大生の秋谷浩樹容疑者(20)と少年(19)の2人が既に逮捕されている。秋谷容疑者は滝川二高(神戸市)の野球部で栗岡容疑者の後輩だった。明石署は栗岡容疑者が主導したとみている。
 被害者も大商大生で6月、少年に「いいアルバイトを紹介してくれ」と頼んだところ、通帳の売買を持ち掛けられたという。

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2009年8月5日のニュース