1番・福留 鮮やか初回の初球打ち

[ 2009年7月6日 10:30 ]

ブルワーズ戦の1回、左方向への三塁打を放つカブス・福留

福留、2安打1打点「思い切っていってやれと…」

 【カブス8―2ブルワーズ】前日の大敗を吹き飛ばすような鮮やかな先制攻撃だった。カブスの福留は1回に「昨日は大差だから初球に手を出さなかったけど、今日はゼロだったし、思い切っていってやれと」。いきなり振って「ちょっと詰まった」という打球は左中間のフェンスへ。一気に三塁まで走った。
 試合前は前日自打球を当てた左足を治療した。欠場も考えられたが「そんなこと言ってる場合じゃない」。新しい1番打者の責任を感じていた。
 5回には内角の速球に詰まりながらも中前に。「1本目より2本目の方が自分の中では価値がある」。さらに足の痛みを感じさせないヒットエンドランでの走塁も。「昨日の負けの後、いい勝ち方ができた」と満足そうだった。(共同)

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2009年7月6日のニュース