12年連続で野球部員が増加/高野連調査

[ 2009年7月6日 17:46 ]

 日本高野連は6日、全国の野球部の部員数と加盟校数(5月末現在)を発表し、2009年度の硬式の部員数は16万9449人で、過去最高だった昨年を151人上回り、12年連続の増加となった。加盟校数は昨年を30校下回る4133校で4年連続で減少した。

 25府県で部員が増加し、減少は22。最も部員が増えたのは大阪の271人で長崎の136人、福岡の111人、群馬の105人と続いた。
 1年生は6万1202人(昨年より1322人減)、2年生は5万4984人(同848人減)、3年生は5万3263人(同2321人増)となった。
 部員増加の要因として日本高野連の小森年展事務局長は、1年生がその後進級して3年生になった時の残留の割合を示した「継続率」が過去最高の83・1%(昨年82・2%)となっていることから「各学年の継続率が上がっていることが部員増につながっている。教育活動の一環として現場の指導者が頑張っているのではないか」と話した。
 また軟式の部員数は昨年から82人増の1万1532人で、2年連続の増加となった。

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2009年7月6日のニュース