遅刻はしたけど…松井秀、スタメンでは4戦連続安打

[ 2009年7月5日 06:00 ]

ブルージェイズ戦の2回、手ごたえの右前打を放ったヤンキース・松井秀

 【ヤンキース4-2ブルージェイズ】ヤンキース・松井が全開間近だ。2回の第1打席。2球で追い込まれた後、左腕タレットの外角低め90マイル(約145キロ)を右前へ。「ボール球ですけど、うまく対応した。うまくついていった感じ」と自画自賛した。

 交流戦直前の6月18日ナショナルズ戦も含め、スタメンの試合では4試合連続安打。8回の第4打席ではきっちり四球を選び「球の見極め?ある程度できているんじゃないですか。(打撃は)ちょっとは良くなっているような気はする」。交流戦明け3試合の出塁率は5割。代打生活が続いたうっ憤を晴らしている。
 大物ぶりも復活した。独立記念日前日の渋滞に巻き込まれ、午前11時半の集合時間に10分ほど遅刻。報道陣の待つロッカーを避け、ロヘリオ通訳に頼んで着替えを奥のサロンに取り寄せるドタバタぶりだった。それでも試合後は「試合の準備?完ぺきですよ。準備ができないと1打席目からあんな難しい球を打てない」とサラリ。この豪快さこそ、豪打復活の前兆かもしれない。

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2009年7月5日のニュース