八重山商工・花城が今夏ノーヒッター第１号

　第９１回全国高校野球選手権大会（８月８日開幕、甲子園）の地方大会は４日、福岡、鹿児島大会が開幕。５大会で３３試合が行われ、沖縄大会では八重山商工・花城直将投手（３年）が２回戦の南風原戦で今夏第１号となる９回での無安打無得点試合を達成した。また、高知大会の組み合わせが決まった。

【沖縄大会　組み合わせ
】

　【八重山商工６－０南風原】八重山商工の花城直将投手（３年）が南風原戦でノーヒットノーランを達成した。９回を投げ抜いての快挙は全国で今夏初。「９回のノーヒットノーランは人生初。打たせて取る投球ができた」と笑顔を見せた。最速１３５キロの直球と縦、横２種類のスライダー、カーブが武器。３四球を許したが、５三振を奪い三塁を踏ませなかった。ロッテ・大嶺の弟の翔太投手（３年）がライバルだが、大会前の部員の投票で背番号１を獲得。伊志嶺監督が「プレッシャーに弱い選手」と心配していた右腕が成長をアピールした。