日本ハム 約2カ月ぶりに首位陥落

[ 2009年7月5日 18:02 ]

 【日本ハム2-3ソフトバンク】競り合いながら、勝ちきれない。ソフトバンクに2連敗を喫した日本ハムは5月9日以来、約2カ月ぶりに首位の座を明け渡した。「これは痛い。でも、仕方がない」。梨田監督の声には元気がなかった。

 試合としては、互角の展開だった。3回に3点を先制されたものの、持ち前の機動力を生かして、1点ずつ、こつこつと点差を詰めた。悔やまれるのが2―3で迎えた7回の攻撃だ。1死一塁となった場面で、代走の村田が痛恨のけん制死。この日、攻守において唯一と言っていいミスだった。

 「なかなか1点が取れなかった」と梨田監督が嘆くのも無理はない。今季、これで1点差の試合は7勝16敗で、6月以降は8試合で1勝しかしていない。競り合いでの弱さを克服できるかが、2季ぶりの王座奪回の鍵となりそうだ。

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2009年7月5日のニュース