ラミ作家に!?日本での成功術出版へ

[ 2009年4月7日 06:00 ]

 巨人のアレックス・ラミレス外野手(34)が8月上旬に“自伝的ビジネス書”を出版することが6日、分かった。来日9年目の今季から外国人枠を外れた助っ人は、自身の経験を基に“日本での成功術”や“異文化への溶け込み法”をしたためる意向。現役の外国人選手が本を出版することは極めて異例で、話題を呼ぶことは間違いない。

 この日は契約を結んだ中央公論新社の担当者と都内で打ち合わせ。題名は未定だが、自身の日本での苦労話や球界の裏話が盛り込まれる予定だ。野球ファンだけでなく、日本在住の外国人にとってはビジネス書としても活用できそうだ。
 ラミレスは01年から7年間はヤクルトに在籍し、巨人移籍1年目の昨季は打率・319、45本塁打、125打点を記録。外国人枠を外れることについて1月に来日した際は「自分には日本人の血が流れてる気がする」と喜びを語り、今季からは「和の心を入れたかった」と茶道の作法を取り入れた「ラミ茶パフォーマンス」も披露している。
 チームは広島との開幕3連戦で2敗1分けも、4番・ラミレスは12打数5安打で打率・417。現役選手と作家という“二足のわらじ”を履いてチームを引っ張る。

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2009年4月7日のニュース