特大弾!新井は「復活」と言えるでしょう

[ 2009年2月26日 21:36 ]

紅白戦の第2打席、左に本塁打を放つ阪神・新井貴浩

 今季初の実戦となる紅白戦。阪神の新井が第2打席で、福原のスライダーを左へ運んだ。左翼席後方のネット上段に当たる特大の一発だった。

 昨季8本塁打に終わった反省から、テーマは長打力のアップ。より強く振れるようにフォームを微調整し、バットの重心の位置を先端にずらした。バットを作った担当者は「アベレージ打者用から、長距離打者用に近づいた」と言う。バランスの違う3種類のバットを持ち、日々試している。
 第1打席も1死三塁で中前打を放ち、この日は2打数2安打2打点。「きょうの打席だけでは分からない」と本人は慎重。だが「たまたま出た当たりではない」と和田打撃コーチはここまでの成果を強調した。
 28日のオープン戦初戦も出場予定。「まだこれから。オープン戦でしっかり調整し、やるべきことをやっていきたい」と新井の表情が緩むことはなかった。

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2009年2月26日のニュース