西岡が先頭打者弾!、パワーアップ実感

[ 2009年2月26日 18:07 ]

日本ハムとの練習試合で本塁打を放ったロッテ・西岡

 成長を実感する一打に、笑みがこぼれた。ロッテの西岡が26日、日本ハムとの練習試合で先頭打者本塁打を放った。

 フルカウントから、左腕・藤井が投じた高めの球を確実にとらえると、右打席での打球はバックスクリーン右へ。引っ張らず、逆方向へ打ち返した一打に「右中間(方向)に打て、パワーがついてるのを実感した。うれしいホームラン」と声を弾ませた。
 第2打席は中犠飛。第3打席は好守に阻まれての中飛だったが、左中間への鋭い当たりだった。キャンプでは「1日1000スイング」を掲げ、居残り特打を志願するなど意欲的に振り込んできた。バレンタイン監督は「キャンプはとても精力的にやってくれた。(本塁打で)いい所を見せてくれたし、3打席とも内容が良かった」と褒めた。
 昨季は4位に終わり、西岡は「勝ちに飢えている」と言う。昨季、プロ初の2けたとなる13本塁打を記録したリードオフマンが力強さを増したとなれば、相手チームに一層の脅威を与えられる。

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2009年2月26日のニュース