川上、低め意識し41球、野手顔負けの打撃も…

[ 2009年2月26日 10:27 ]

ブルペンで投球するブレーブス・川上

 ホームプレートの前に、鮮やかなオレンジ色のゴムが1本横に張られた。ブレーブスの川上は、制球を意識するため、投手コーチの提案で低めのストライクゾーンにゴムを張ってブルペンで投げた。

 41球を投げ、4球がそのゴムをかすめた。「球は全然走っていないけど(低めの)意識は強く持てた」という。技術面では、ひじが下がらないよう注意。27日(日本時間28日)のオープン戦先発に向け、課題を持って調整に当たった。
 さらに初めて本格的なフリー打撃に臨むと、左翼線に鋭い打球を飛ばすなど、野手顔負けのスイングを披露。昨年はセ・リーグ開幕戦で本塁打を放っており、打撃は得意なだけに「(打つのは)ひそかに自信がある。ただ、内角を攻められたくないので、打てないふりをしておかないと…」と冗談めかして話していた。(共同)

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2009年2月26日のニュース