大田じっくり 3年間フォームの土台作り

[ 2009年1月13日 06:00 ]

マシン打撃で豪快なスイングを披露する巨人・大田泰示

 巨人のドラフト1位ルーキー・大田泰示内野手(18=東海大相模)が12日、川崎市内のジャイアンツ球場で行われた新人合同自主トレ第2クール初日でマシン打撃をこなした。プロの球に対応するために、周囲のアドバイスに耳を傾けながら自分流フォームを作り上げるプランを語った。

 7日以来5日ぶりのマシン打撃で38スイング。「8割くらいです。久しぶりだったので、打ちたい気持ちが強すぎて空回りしてしまいました」と苦笑いだった。高卒1年目の課題は木製バットに慣れることと、プロの球に対応できるフォームの確立。野球を始めて以来、誰かのフォームを参考にしたことがないという大田は「自分の打ちやすい形で打っています。コーチに(悪い個所を)言われると思うので素直に受け入れていきたい」と柔軟に対応する構えだ。
 練習後には詰め掛けた約150人のファン全員にサインをしてから引き揚げた大田。注目度は高まる一方だが「基本ができれば応用も利く。3年目くらいまではフォームの土台をつくりたい」と、焦らずにプロ仕様の自分流を確立する。

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2009年1月13日のニュース