岩隈「いい感覚」WBCへ早くも40球

[ 2009年1月13日 06:00 ]

この時期としては異例の打撃投手を志願した岩隈久志

 田中と同じくWBC日本代表候補の楽天・岩隈は、Kスタ宮城室内練習場で早くも打撃投手を務め、井野と山崎隆を相手に40球を投げた。5日の自主トレ開始からWBC使用球で遠投を繰り返して肩をつくってきたこともあり、例年より半月以上も早い“登板”となった。この日は国内の公式球だったが、井野のバットをへし折るなど順調な調整ぶりを披露。「少しでも早く何かやりたかった。いい感覚だった。また機会があったら投げたい」と好感触を口にした。

 もともとはスロースターターでキャンプ2軍スタートが決まった前日のスタッフ会議後も野村監督が“WBC効果”で早めの調整を期待していたが、その効果が出た格好。杉山投手コーチも「打撃投手は制球を気をつけなくてはならないから肩が早くできる」と話していた。

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2009年1月13日のニュース