優勝から一夜 マドン監督「強化策が結実」

[ 2008年10月21日 09:44 ]

 米大リーグ、ア・リーグで初優勝したレイズのマドン監督は20日、本拠地のセントピーターズバーグで記者会見し、今季の成功の理由を「球団として明確な哲学を築き上げ、それに基づいたチームづくりを続けてきた」と、就任時からの一貫した強化策が結実したと強調した。

 同監督は疲れた様子もなく終始笑顔。ワールドシリーズでも「相手ではなく、いかに自分たちの野球をするかが重要になる」とし、指名打者を起用できない第3―5戦は「選手起用や戦略がより複雑になってくる」と話した。
 姿を見せたフリードマン・ゼネラルマネジャー(GM)は「可能性はあると思っていたが、4月の時点ではどうなるか不安だった。すべてがうまくいった」と語った。
 また、同GMは岩村の二塁コンバート成功について「昨季のプレーを見て、運動能力の高さから決断した。それ以上に彼の懸命な努力のたまものだ」と評価した。(共同)

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2008年10月21日のニュース