Wシリーズに向けフィリーズは夜間練習

[ 2008年10月21日 10:39 ]

レイズの本拠地へ移動、打撃練習で笑顔を見せるフィリーズ・田口

 米大リーグのワールドシリーズは22日(日本時間23日)、ア・リーグを制したレイズの本拠地、セントピーターズバーグのトロピカーナ・フィールドで開幕する。

 15日に15年ぶりのナ・リーグ制覇を決めたフィリーズは、人工芝でのプレーに慣れておきたいとの理由で、田口らが夜になって球場で練習した。
 フィリーズ・マニエル監督は会見で「レイズは間違いなく強敵だ。ヤンキースとレッドソックスを相手に年間36試合戦い、しかも最も厳しい地区で優勝している。簡単にはいかないだろう。現時点でワールドシリーズの登録選手を変更する予定はない」と話した。

 ≪3度目、田口は自然体≫フィリーズの田口にとって3度目のワールドシリーズ。終始リラックスした様子で、心境も「当日にならないと変わらない。準備もこれまでと一緒」と、ベテランらしく自然体を強調した。
 レイズの岩村とは代理人が同じ。プレーオフ期間中は何度か連絡を取り合った間柄だが「相手に日本人がいるとか気にしてプレーはしない」。
 その一方で「両チームともキャンプ(で戦った当時)とは違うチームになっている。力に変わりがないし、どっちが勝ってもおかしくない」と、互角の勝負になると予測した。(共同)

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2008年10月21日のニュース