原監督「計画通り」 巨人宮崎合宿打ち上げ

[ 2008年10月21日 06:00 ]

試合前の守備練習でボールを口に受け、流血する坂本

 【巨人8―7斗山】巨人は最高の形で2泊3日の“宮崎ミニキャンプ”を締めた。韓国・斗山との練習試合は最大6点差を終盤にはね返しての逆転サヨナラ勝ち。空路帰京後、22日からのCS第2ステージの相手が中日に決まると、原監督は「キャンプからセ・リーグ連覇、日本一奪回を目標にやってきた。しっかり準備をして全力で戦いたい」と言葉に力を込めた。

 CSへ向け緊張感を高めるためチームは18日夜に宮崎入り。19日はソフトバンク戦に大勝した。この日も4回に4番・ラミレスが適時打を放ち、7回は坂本がバックスクリーンに2ラン。練習ではノックの打球がイレギュラーして口に当たり、流血するアクシデントもあった19歳は「CSまで好調を維持したい」と胸を張った。終盤は控え選手らが奮起して逆転。準備は整った。
 チームは21日に東京ドームで練習を行い、22日からの中日戦に備える。昨季はリーグ優勝後に紅白戦を行っただけで実戦感覚が鈍り、CSで中日に3連敗。その相手にリベンジする舞台が整った。昨季の失敗は繰り返せない。一気に日本シリーズ出場権をつかむ。

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2008年10月21日のニュース