猛虎復活 弾弾いい感じ!今岡がトドメ

[ 2008年9月16日 06:00 ]

<中・神>4回2死二塁、左越え2ランの今岡は高橋光らとハイタッチ

03年7月8日 今岡、2試合連続初球先頭打者本塁打で早くもセ最速マジック点灯

 【阪神7―4中日】猛虎打線が長い眠りからようやく目覚めた。豪快なアーチに、つながりも戻り12安打で7得点。中でも効果的だったのは今岡の一発だ。
 1点リード4回2死二塁から外角高めの直球を強引なスイングで左翼席にねじ込んだ。「2アウトだったので思い切り振っていくだけだった。1打席、1球に集中している」。3回にも右前打で追加点を演出。1軍昇格後5試合目で初のマルチ安打に胸を張った。
 12日からの広島3連戦では、わずか2得点。最近6試合で4度のサヨナラと派手な勝利が目立つ一方で、打線は初回と最終回以外は無得点と貧打にあえいでいた。
 待望の打線爆発に岡田監督も「5回までリードしてたのは9月初めてとちゃうか?やっと普通の野球をやったんちゃうか。普通のな」。序盤から主導権を握る理想の展開にご機嫌だった。
 4ゲーム差の2位・巨人が勝ったため7度目の優勝マジック点灯はお預けとなったが、敵地6連戦を白星発進。19日から始まる巨人との天王山を前に、虎が自信と勢いを取り戻した。

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2008年9月16日のニュース