日本ハム 藤井が3カ月ぶりの3勝目

[ 2008年9月6日 17:41 ]

楽天戦に先発し、7回1失点で3勝目を挙げた日本ハム・藤井

 【日4-1楽】日本ハムは0―1の4回に小谷野と高橋の適時打で逆転。5回はスレッジの2点二塁打で加点。藤井は7四死球を与えたが要所で粘り、7回を2安打1失点で約3カ月ぶりの3勝目。マイケル中村が23セーブ目。

 最後まで粘り抜いた。日本ハムの藤井は7四死球を与えたが、7回を2安打。唯一の失点は失策によるもので、前夜に延長の末に敗れた嫌な流れを断ち切り、6月8日以来の3勝目を手にした。

 四死球の多さが示すように、リズムの悪さは今季の不振の象徴。二回には連続四死球が先制点につながったが、この日はピンチでしっかり腕を振り、要所で踏ん張った。「どんな内容であれ、勝つという強い気持ちで投げた。紙一重で、最少失点で乗り切れた」

 援護が少なくて勝ち星に恵まれない面もあったとはいえ、今季トレードで加入し、10勝を期待された左腕としては、ここまでの成績は物足りなかった。激しいクライマックスシリーズ出場権争いの中、失速気味のチームに価値ある白星をもたらした藤井は「この時期にチームに勝ちが付いたのはすごくうれしい」と声を弾ませた。

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2008年9月6日のニュース