岩村、痛恨のバント失敗 2位と2・5差

[ 2008年9月6日 11:45 ]

 米大リーグ、レイズの岩村明憲内野手は5日、トロントで行われたブルージェイズ戦に「1番・二塁」で出場し、5打数無安打だった。内容は二ゴロ(失策)、一ゴロ、一ゴロ、投ゴロ(バント)、空振り三振で、打率は2割7分7厘。

 試合は4―6で敗れた。

 ≪痛恨のバント失敗≫ア・リーグ東地区首位のレイズの岩村は、1点を追う7回1死一、三塁で意表を突くセーフティーバントを試みた。「一塁方向が、がら空きだったから」と話したマドン監督のサインだったが、これが投前に転がって三塁走者が刺された。
 同点機を逃した岩村は「現時点での自分の実力じゃ、足りなかった。僕自身はあの7回(がすべて)だと思います」と悔やんだ。
 同地区2位のレッドソックスが2・5ゲーム差まで急接近し、今後もわずかなミスが命取りになりかねない。岩村は「ミスを重ね、人間的にも精神的にも大きくなっていくわけで、僕はそっちのほうを期待したい」と前向きだった。(共同)

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2008年9月6日のニュース