石井義9回代打決勝弾で最高の誕生日に

[ 2008年7月13日 06:00 ]

<オリックス・西武>9回無死、石井義(右)は勝ち越しのソロホームランを放ち、岡村コーチの出迎えを受ける

 【西武4―2オリックス】西武・石井義が30歳の誕生日を自らの決勝アーチで祝った。2―2で迎えた9回に代打で登場。オリックスの守護神・加藤の148キロ直球をバックスクリーンにはじき返した。値千金の決勝2号に「打てる球は真っすぐしかないと思っていた。ちょっと(打球が)上がりすぎたから、いくとは思っていなかった」と本人もびっくりだ。

 今回の遠征に出発する直前、昨年結婚した由美夫人(30)から誕生日“前祝い”として、人気ブランド「ボッテガヴェネタ」の財布をプレゼントされた。その夫人の思いに最高の形で応え「今までの誕生日の中で一番いい思い出になった」と笑顔を見せた。チームはオリックス戦9連勝で貯金11。2位・日本ハムとは2ゲーム差をキープした。次々と現れる“日替わりヒーロー”。ナベQ西武は簡単には首位の座を譲らない。

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2008年7月13日のニュース