過去2年2勝2敗 プロ注目の両右腕沖縄で激突!

[ 2008年7月13日 09:05 ]

 高校野球の沖縄大会は13日、センバツ優勝校の沖縄尚学と春の九州大会準優勝校、浦添商が決勝戦で激突。第90回大会最初の甲子園出場校が決まる。07年以降、両校の公式戦での対戦成績は2勝2敗。沖縄尚学の東浜巨、浦添商の伊波翔悟のプロ注目両右腕の投げ合いで好勝負が期待できそうだ。

 前年夏の覇者・興南との対決になった12日の準決勝で東浜は150球完投。7安打1失点で準々決勝で8四死球と大乱調だった不安を払拭した。3回戦の本部戦では中日、ロッテ、ソフトバンクなど7球団のスカウトが視察し、「スタミナも心配なさそう」と評価していたが、左腕の上原亘も好調で、比嘉公也監督は継投も考えているようだ。
 一方、伊波は準決勝の石川戦は登板せず、決勝に備えた。MAX148キロの右腕は準々決勝の具志川商戦で序盤に2失点したものの、7回まで10奪三振と力投。安定した投球を見せており好調をキープしている。昨夏の準決勝、東浜が脱水症状で途中降板した試合で勝ったが、東浜と最後まで投げ合って勝った試合はない伊波。監督歴30年目のベテラン神谷嘉宗監督に悲願の甲子園初出場をプレゼントすべく最後の決戦に臨む。
 沖縄尚学が勝てば3年ぶり6度目、浦添商なら11年ぶり3回目の夏の甲子園出場となる。

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2008年7月13日のニュース