覚せい剤の一種も検出 NPB通報

[ 2008年5月27日 06:00 ]

巨人のルイス・ゴンザレス選手の1年間出場停止処分を発表する長谷川事務局長(左)と根来コミッショナー代行

 午後7時38分から日本野球機構会議室で行われた緊急会見。日本アンチ・ドーピング特別委員長である根来コミッショナー代行は「選手個人にとってもスポーツ界にとっても大きな痛手。われわれにやれることは厳正に処分をして、再発防止を図っていく以外にない」と沈痛な面持ちで語った。

 1年間の出場停止という厳罰の背景にあるのは覚せい剤取締法の禁止物質アンフェタミンが検出されたこと。長谷川コミッショナー事務局長は「NPBと警察の約束で刑法に触れるようなものが出た場合は通報することになっている。捜査の結果、今回はおとがめなしという結論に至ったと聞いている」と、警察にも報告したことを明らかにした。

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2008年5月27日のニュース