明大、引き分けで優勝はお預け

[ 2008年5月27日 06:00 ]

8回表2死一塁、同点ランを放ち二塁を回りガッツポーズの佐々木

 東京六大学野球春季リーグ第7週第2日は26日、2回戦2試合が行われ、8季ぶりの優勝に王手をかけた明大は、8回に佐々木大輔内野手(4年)の2ランで追いついたものの、法大と引き分け。優勝は、27日以降に持ち越された。第1試合は立大が東大に連勝して勝ち点2とし、全日程を終了。4位・立大、5位・法大、6位・東大が確定した。

 【明大2―2法大】8季ぶりの優勝はお預けとなったが、佐々木が値千金の同点弾を放った。8回2死一塁から内角直球を左翼ポール際へ運び「素直に凄くうれしかった」と顔を紅潮させた。4月の社会人対抗戦で右手首に死球を受けて骨折。一時は右手の握力が59から30に下がった。それでも懸命のリハビリで17日の早大戦から復帰。まだ骨はついておらず、痛み止めとサポーターは欠かせないが「監督を胴上げしたい」との思いをバットに乗せた。善波監督は「佐々木は最高の仕事をしてくれたね。優勝は27日に決めたい」と意気込んでいた。

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2008年5月27日のニュース