連勝ストップも 松井秀の勢い止まらず

[ 2008年5月27日 08:47 ]

オリオールズ戦の2回、中前打を放つヤンキース・松井秀

 ヤンキースの松井秀喜外野手は26日、ボルティモアでのオリオールズ戦に「5番・指名打者」で出場、4打数3安打だった。内容は中前打、右前打、中飛、右中間二塁打で打率は3割3分1厘。チームは1―6で敗れた。

 ≪左腕2投手から3安打≫9回先頭打者、松井秀の打球が右中間を破った。ヤンキース4本目の安打となった二塁打は、松井秀がこの日放った3本目の安打だった。
 「打ったのは全部甘い球」とシンプルに振り返る。3安打は左腕の2投手から打った。2回は内角速球を中前へ、3回は真ん中寄りの速球を右前へ、9回の二塁打は外寄りの速球だった。打つべき球を打ちにいっている現状を「ある程度(結果が)形として出る気がする」と説明する。
 ヤンキースは完敗し、連勝が5で止まった。だが個人的な収穫は小さくない。21日の初対戦で無安打だったオルソンから2安打し、9回は対左の切り札ウォーカーの球をとらえた。
 21日に打率3割を切っていたのが、22日からの5試合で17打数11安打し、打率3割3分1厘。勢いはしばらく止まりそうもない。

 ▼松井秀の話(3安打。連勝は5で止まる)なかなかいいときが続くのは難しい。また、あした仕切り直して頑張ればいい。(共同)

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2008年5月27日のニュース