深夜の会見 ゴンザレス異議申し立て検討

[ 2008年5月27日 01:27 ]

薬物違反について巨人球団事務所で記者会見するゴンザレス

禁止薬物 巨人がゴンザレスを退団処分へ

 ドーピング違反で1年間の出場停止処分を科された巨人のルイス・ゴンザレス内野手は27日未明、東京都千代田区の球団事務所で会見し「禁止薬物を意図的に飲んだことは一切ないが、日本球界やファン、チームに迷惑をかけ心苦しい。代理人と相談し、異議申し立てで処分の軽減を求めていきたい」と話した。
 規定では、処分が言い渡されてから実働日の10日以内に所属球団を通じて異議申し立てができることになっている。
 また、薬物使用を全面的に否定したゴンザレス選手は、陽性反応を示した原因について「右手の治療で薬を服用していたほか、かみたばこしか考えられない」と話した。
 日本プロ野球組織(NPB)が科した出場停止期間や巨人が発表した契約解除については「自分では無罪であると思っているので、見直してもらいたい」と再検討を要望した。

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2008年5月27日のニュース