急転!カブス 高津を解雇

[ 2008年3月12日 06:00 ]

 カブスとマイナー契約していた高津臣吾投手(39)が11日、解雇された。練習のために球団施設に姿を見せた同投手だったが、練習前の午前8時半に球団から解雇通告を受けた。高津は集まった報道陣に「解雇です。結果が悪かったので…」と肩を落とした。

 前日10日のブルワーズ戦では6回から登板。昨年の本塁打王フィルダーを一ゴロに仕留めるなど1回を無安打1四球無失点に抑え、ピネラ監督も当初は13日のパドレス戦で次回登板させる意向を示していたが急転した。高津はオープン戦5試合、4回2/3を投げて5失点(すべて自責)してた。今後については“解雇”とあって同球団のマイナーにも残れないため、他球団でのプレーを模索することになるが、本人は「今言われたばかりなので、何も考えていない」とショックはありありだった。

 ≪福留2三振も気にせず≫カブスの福留がブルワーズ戦で2打数無安打。四球のあと2打席連続空振り三振を喫した。3回はフルカウントから右腕ブッシュの外角直球、ファウルチップが捕手のミットに収まり「変化球が頭にあったんで、真っすぐが来たらファウルにしてやろうと思ってたんだけど」。5回は左腕パーラの外角低めの直球に空を切らされ「真っすぐ狙いでイチ、ニ、サンで打ちにいったからボールだと思っても止まらなかった」と解説した。

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2008年3月12日のニュース