豊ノ島 幕下で苦闘、右ふくらはぎ肉離れ響く 再出場から3連敗

[ 2017年3月20日 15:21 ]

大相撲春場所9日目 ( 2017年3月20日    エディオンアリーナ大阪 )

 関取復帰を目指している東幕下2枚目の豊ノ島(時津風部屋)が霧馬山に敗れて、4敗(1休)となった。初日から右ふくらはぎの肉離れで休場し5日から再出場も、そこから3連敗と本来の相撲が取れず、苦しんでいる。

 「足に痛みがあるだけで、こんなに動きが悪くなるのか。本来は(相手の)上手を切ってとか…そういう動きができない」

 立ち合いの、もろ差し狙いから左四つ。本来ならこの形で十分力が出せるはずだが、動きが止まりなかなか足が前に出なかった。攻めた場面でも「踏ん張ったときに、痛みがあった」と寄り切れなかった。来場所の再十両は絶望的だが、7月の名古屋場所で戻るためにも、できるだけ白星を積み上げたいところ。「気持ちを切らさず、頑張ります」と前を向いた。

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2017年3月20日のニュース