フィギュア宮原が世界選手権欠場「治療に専念」、本郷が繰り上がり出場

[ 2017年3月20日 18:04 ]

宮原知子(左)と本郷理華
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 日本スケート連盟は20日、フィギュアスケート女子の宮原知子(18=関大)が左股関節のけがの影響で29日開幕の世界選手権(ヘルシンキ)を欠場すると発表した。宮原の代わりに本郷理華(20=邦和スポーツランド)が繰り上がりで出場する。

 宮原は2月に左股関節の疲労骨折が発表され、同月の四大陸選手権と札幌冬季アジア大会を欠場。治療とリハビリを続け世界選手権出場を目指してきたが、痛みが現状では取れきれておらず欠場を判断した。「来シーズンに向けていまは治療に専念し、完全復帰ができるよう頑張って行きます。応援してくださっている皆さま、日本スケート連盟をはじめとする関係者には、ご迷惑とご心配をおかけして申し訳ありません」とコメントした。

 繰り上がり出場する本郷は「本来なら行けるはずではなかった世界選手権に出場できることに感謝して、いま自分にできる最高のパフォーマンスを発揮できるよう強い気持ちで頑張ります」と意気込みを語った。

 世界選手権には来季の平昌冬季五輪の国別出場枠が懸かっており、上位2人の順位の合計が「13以内」であれば五輪の出場枠3を確保できるが、「14〜28」だと2枠にとどまる。

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2017年3月20日のニュース