203キロの「乗り鉄」矢田が新序二番出世、夏場所から番付にしこ名

[ 2017年3月20日 19:53 ]

 日本相撲協会は大相撲春場所9日目の20日、203キロの巨漢、矢田宏太(17=尾上部屋)ら新序二番出世力士37人を発表した。5月14日初日の夏場所(東京・両国国技館)から番付にしこ名が載る。

 矢田は経験者ながら1メートル95の体を生かせず、前相撲では一度もパワーを見せることがなかった。4日の新弟子検査では緊張して顔がこわばっていたが、前相撲に登場した19日には同部屋で同期の増山と打ち解け「楽しい」と笑みを見せた。

 趣味は電車で「乗り鉄」。和歌山県出身の17歳は紀の国線がお気に入りだ。その理由は「駅がたくさんある」から。土俵ではまだ見せていない電車道だが、まだ17歳。203キロが覚醒すれば、一層、土俵は盛り上がる。

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2017年3月20日のニュース