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稀勢8連勝“新横綱全勝ターン”は白鵬以来10年ぶり歴代5人目

大相撲春場所8日目 ( 2017年3月19日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所8日目>稀勢の里(右)は小手ひねりで松鳳山を破り勝ち越しを決める
Photo By スポニチ

 新横綱の稀勢の里が力ずくで負けなしの8連勝とした。3957日ぶりの日本人同士の結びとなった平幕・松鳳山戦はもろ差しから攻め込まれたが、左からの小手ひねりで退けた。新横綱のストレート給金は07年名古屋場所の白鵬以来で、15日制以降で5人目となった。関脇・高安も平幕・勢を下手投げで下し、田子ノ浦部屋の2人が全勝ターンとなった。大関・照ノ富士、平幕・栃煌山は1敗を守った。

 難敵を土俵に転がすと、稀勢の里は口を真一文字に結んだ。横綱土俵入りで露払いを務める同じ二所ノ関一門の松鳳山との一番は、06年夏場所13日目の千代大海―魁皇戦以来、約11年、3957日ぶりとなる日本人同士の結びの一番。昨年名古屋場所は立ち合いの変化で敗れ、先場所も攻め込まれている相手に、この日ももろ差しを許して上体が起きた。そこからが力ずくだった。左で小手に振って体勢を立て直すと、右から首根っこを押さえつけるようにして左の小手ひねり。幕内では15年春場所9日目に旭天鵬が決めて以来、自身では初の決まり手で「そんな決まり手があるんだ」と驚いた。

 新横綱のストレート給金は、15日制以降に誕生した横綱32人のうち5人しか達成していない。雲龍型の横綱土俵入りをする力士では初めてだ。まわしを引いたときの安定感に加え、初場所千秋楽の白鵬戦のように粘り強さも際立っている。焦らなかったかと聞かれても「いろんなことがあるから」と意に介さない。優勝を狙うには劣勢で勝ちをもぎ取ることが重要であることも承知しており「これはこれで明日は明日」と平然としていた。

 その堂々とした土俵態度には、NHKのテレビ中継のゲストだったプロボクシングの元世界3階級制覇王者・長谷川穂積氏も驚いた。「プレッシャーはあると思うが、15連勝すれば15連続防衛みたいなものですから」。自身のWBC世界バンタム級王座10度防衛と比較するようにして横綱の凄さを表現した。

 懸賞金は今場所最多の45本を加え、早くも241本となった。全勝で並んでいるのは本割での直接対決がない高安だけ。「(高安を)意識してもね。しっかりやるだけ」。弟弟子のことを気にすることなく、15日制では4人目となる新横綱Vに突き進んでいく。

[ 2017年3月20日 05:30 ]

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