阿部詩 高校日本一「気持ち晴れた」豪快一本!初出場で初優勝

[ 2017年3月20日 05:30 ]

柔道 全国高校選手権第1日 ( 2017年3月19日    東京・日本武道館 )

<全国高等学校柔道選手権大会初日 女子52キロ決勝 阿部詩×児玉風香>児玉(右)を袖釣込腰で破り女子個人52キロ級で優勝した阿部詩
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 個人戦男女各5階級が行われ、女子52キロ級で今夏の世界選手権(ブダペスト)出場を狙う阿部詩(うた=兵庫・夙川学院1年)が初出場初優勝を果たした。また、女子無差別級では素根輝(そね・あきら=福岡・南筑1年)が優勝。ともに世界選手権の選考大会である4月の全日本選抜体重別選手権(福岡国際センター)に向け、まずは高校日本一に輝いた。20日は団体戦が行われる。

女子52キロ級で2月にシニアのグランプリ・デュッセルドルフ大会を制した阿部は、初の高校日本一をつかみ「ホッとした。高校生相手で負けられないと思った」。初戦から2試合寝技で一本勝ち。準決勝は指導差による優勢勝ちとやや苦戦も、決勝は本人も「気持ちが晴れた」と語ったほど、きれいな袖釣り込み腰を開始21秒で決めて優勝。視察した女子日本代表の増地克之監督も「体重別で勝てば(世界選手権で)使ってみたくなるでしょうね」と期待を寄せた。

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