川内 世界陸上へ順調「いい具合」中学時代ユニで圧倒V

[ 2017年3月19日 12:21 ]

中学時代のユニホームで出場した川内
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 17日に陸上の世界選手権(8月、ロンドン)マラソン代表に決定した川内優輝(埼玉県庁)が19日、代表決定後初のレースとなる「久喜マラソン」ハーフマラソンの部に出場し、1時間5分3秒で圧倒的大差をつけてトップでゴールした。

 昨年から始まった地元の埼玉県久喜市内での大会で、今年からは母校・鷲宮中の前を通るコースに変更されたため中学時代のユニホームを着て登場した。「ずっと向かい風だった」ため自己ベストから3分以上遅れたものの、「今は追い込む時期じゃない。いい具合です」と笑顔。世界選手権を最後に第一線から退くことを表明しているだけに、5カ月後のレース本番に向けては「やるからにはしっかりメダルを取るつもり」と意気込んだ。

 今後は5月のチェコ・プラハマラソン、6月のスウェーデン・ストックホルムマラソン、7月のオーストラリア・ゴールドコーストマラソンと「月1で3本」の海外フルマラソンに出場して調整する予定で「プラハでは自己ベストを狙い、ストックホルム、ゴールドコーストではサブ10(2時間10分切り)を目指します。ロンドン(世界選手権)が終わったらしばらく長期休養なので、攻めて攻めていきたい」と“独自の調整法”で臨むことを宣言した。

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2017年3月19日のニュース