ウォリアーズ 3連敗後に3連勝、カリー3P6本含む28得点で貢献

[ 2017年3月19日 15:37 ]

ドリブルで攻め込むウォリアーズのカリー=右(AP)
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 NBAは18日に各地で8試合を行い、リーグ全体首位のウォリアーズは地元オークランドでバックスを117―92(前半63―44)で退けて55勝14敗。ステファン・カリー(29歳)が6本の3点シュートなどで28得点を挙げ、3連敗のあとは3連勝を飾った。

 バックスは3連勝を逃して34勝35敗。期待されたヤニス・アデトクンボ(22歳)は31分の出場で9得点に終わり、チームは東地区全体で7位から8位に順位を下げた。

 リーグ全体2位のスパーズは敵地メンフィスでグリズリーズに95―104(前半43―44)で敗れて52勝16敗。カワイ・レナード(25歳)が22得点をマークしたものの、勝負どころの第4Qでリズムを失い、1位ウォリアーズとの差は2・5ゲームに広がった。

 西地区全体7位のグリズリーズは40勝30敗。ガードのマイク・コンリー(29歳)が19得点、7リバウンド、6アシストをマークしてチームを引っ張った。チームのアシストとターンオーバーは20と10。グリズリーズはこれで46試合連続でアシスト数がターンオーバー数を上まわっており、ミスの少なさが際だっている。

 なお先発したビンス・カーター(40歳)はこれが1336試合目。ゲイリー・ペイトン(元スーパーソニックスほか)を抜いて歴代単独の14位となり、13位のジェイソン・テリー(現バックス)にあと9試合、12位のコービー・ブライアント(元レイカーズ)にはあと10試合と迫った。

 ロケッツのジェームズ・ハーデン(27歳)は敵地デンバーで行われたナゲッツ戦で40得点、10リバウンド、10アシストを記録。4試合連続、今季19回目のトリプルダブルを達成して109―105(前半51―56)での勝利に貢献した。西地区全体3位のロケッツは48勝22敗。チームの3点シュートは24本中5本しか決まらなかったが、ハーデンの活躍で接戦をものにした。

 西地区全体8位のナゲッツは33勝36敗。出場8選手中、7選手が2ケタ得点を挙げて食い下がったがあと一歩およばなかった。

 東地区全体1位のキャバリアーズはロサンゼルスでのクリッパーズ戦でレブロン・ジェームズ(32歳)、カイリー・アービング(24歳)、さらに16日のジャズ戦で復帰したばかりのケビン・ラブ(28歳)を休養させたが78―108(前半31―47)で完敗。45勝23敗となって同2位セルティクスとは1・5ゲーム差となった。

 西地区全体5位のクリッパーズは41勝29敗。ブレイク・グリフィン(28歳)が23得点を稼ぎ、連敗を3で阻止した。

 西地区全体6位のサンダーは地元オクラホマシティーでキングスを110―94(前半63―41)で退けて40勝29敗。ラッセル・ウエストブルック(28歳)は28得点、8リバウンド、10アシストで5試合連続のトリプルダブルを逃したが、チームは5連勝を飾って20日のウォリアーズ戦を迎えることになった。

 キングスは27勝42敗。ギリシャ出身で2メートル16の新人、ギオルギオス・パパヤニス(19歳)が22分の出場時間で14得点、11リバウンドをマークして存在感を示した。

 <その他の結果>

トレイルブレイザーズ(31勝37敗)113―97ホークス(37勝32敗)、ホーネッツ(30勝39敗)98―93ウィザーズ(42勝27敗)、ブルズ(33勝37敗)95―86ジャズ(43勝27敗)

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